【プチ編曲講座#24】m7コードのAvailable note scale ボイシング編

こんにちは!今日はm7コードのボイシング編です。
さてm7コードの時にテンションとして入れられる音は、
9th
11th
13th
とあります。
Dm7でしたら下から
レ ファ ラ ド ミ ソ シ
となります。順番を変えればやはりCメジャースケールになります。
さてEm7ではどうなるかというと、仮にkeyがCの3度という機能でも、テンションは
9th ファ#
11th ラ
13th  ド#
です。
結果Cメジャースケールではなくなりました。
つまりテンションを入れるほど、サウンドはアウトサイドに行くことになります。
インサイドの方がいい場合はあえてテンションを入れません。
ポップスなどではあまりテンションを入れず4声だけにします。アウトサイドの音は特徴がありすぎるからです。
ですから、
・3m7、6m7の時はテンションを入れる時にその効果に気をつける
・テンションを入れるほAvailable note scaleはドリアンに近づく
と覚えておくといいと思います。
実際フュージョンなどで
Dm7 Em7 のコードを繰り返す時などは、それぞれのドリアンスケールがAvailable note scaleになります。

だいぶややこしくなりました。
次回からオープンボイシングにいきたいと思います。



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